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タイで総選挙延期求め大規模な反政府デモ―不透明感が増大

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タイで総選挙延期求め大規模な反政府デモ―不透明感が増大

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 【バンコク】抗議行動を続けるタイの反政府派は22日、インラック首相に対し総選挙の延期を要求して、首都バンコクで大規模なデモを行った。同国の民主体制の今後をめぐる不透明感がさらに強まっている。

 デモ隊は笛を慣らし国旗を振りながらバンコク市内を練り歩き、バンコク北方の首相公邸前に結集したり、1年で最も混雑するこの時期に商業地区の交通をまひさせたりした。デモ参加者は、警察の推定で15万人近くに達し、最大野党・民主党のメンバーも参加した。

 民主党のアシピット党首は21日、同党はインラック首相が発表した来年2月2日の総選挙をボイコットすることを明らかにした、同党首は、首相と兄のタクシン元首相が、有権者の歓心を買うため大盤振る舞いの公約を行い権力を維持しようとすることを総選挙ボイコットの理由として挙げた。

 民主党を離脱してデモ隊を主導しているステープ元副首相も、インラック首相に総選挙を停止するよう要求し、タクシン派による政治支配から脱却するため、任命された各界の代表で構成される「人民議会」に権限を移譲するよう主張。さらに、ステープ氏の支持者に対して、23日に総選挙の立候補登録手続きが開始されるスタジアムを封鎖するよう呼び掛けた。

 インラック首相は同国メディアに対し、民主党や同党の支持者は民主主義体制を尊重すべきだと訴えた。2011年の総選挙でインラック氏率いるタイ貢献党が大勝し、同氏は民主的に首相の座に就いている。世論調査では、2月に総選挙が行われた場合、インラック氏の貢献党が勝利すると予想されている。

 注目されるのは、親タクシン派の「反独裁民主統一戦線(UDD、通称赤シャツ)」が、総選挙ボイコットの動きにどう対応するかだ。UDDの幹部であるナタウット副商業相はウォール・ストリート・ジャーナルとの電話インタビューで、民主的に勝ち取ったものを守るために行動を起こす用意があると述べた。

 政治アナリストやタイ軍首脳によれば、ステープ氏が率いる反タクシン派組織「人民民主改革委員会(PDRC)」と赤シャツとの対立の激化は、タイの国のあり方をめぐる考え方の違いの大きさを浮き彫りにしている。プラユット陸軍司令官は先週、対立する政治勢力が和解できなければ、タイは内戦に突入する恐れがあると警告した。

 投資家も、対立が長引いていることに懸念を深めている。米連邦準備制度理事会(FRB)が大規模な金融緩和の縮小を開始すると発表して以降、投資家は新興国市場に対し慎重な見方を強めている。タイの株式市場は、抗議行動が始まって以降10%弱の下落に見舞われている。

 ステープ氏の支持者の多くは、タクシン一家がタイの政治に影響力を行使し続けており、各政党が票集めのために見境なくポピュリスト(大衆迎合)的な公約を行うのを抑制すべきだとのステープ氏の主張に同調する。一方赤シャツの活動家の多くは、インラック首相やタクシン元首相の少額融資制度や実質無料の医療保険プログラムの創設など貧困層向け政策で、貧困な農村部は恩恵を受けてきたと主張する。

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